2007年4月30日(月)
1週間にわたってお届けしてきたグランドサークルの旅行記も、今日で最後となる旅の6日目(4月22日分)です(地図↓はクリックすると拡大します)。 ![]() この日はWilliams(地図H地点)を出て、夕方旅の出発地・ラスベガス(I地点)まで再び戻ってきました(5時間弱のドライブ)。ラスベガスといえばナイト・ライフ。元々麻雀などを少々嗜むワタクシ、「カジノで稼いじゃうもんね!次帰国する時はビジネスクラスだもんね!」とかなり前から息巻いていたのですが…ホテルの部屋に着くなりダウンしてしまいました(涙)。いえ体調が悪くなったのではなく、単にものすご~く眠かったのです。やはり9人の団体行動、連日気苦労があったうえに前日にはハイキングにも行ったので、どっと疲れがきてしまったみたいでした。旅の仲間たちが元気よくカジノやStrip に繰り出したというのに、私はただただ部屋で爆睡したまま旅の第6日目は終わってしまいました。そして翌朝には旅の仲間たちを空港で見送り、一路ミネアポリスへ(空港で9時間待ちというハプニングはあったけど)。こうしてGrand Circle 2200キロの旅は無事終了したのでした。 今日で旅から帰ってきてちょうど1週間が過ぎたのですが、なんだか遠い昔の出来事のように思えます。その反面、なんだかまだ旅の途上のような気もして、仕事がなかなか手につかなかったり…ってこれは単なる言い訳なのですが(笑)。考えてみると、ここ数年旅行といえば学会のついでだったり、友人を訪ねたりすることばかりで、今回のように観光だけを目的に一から計画を練るなんてことを、しばらくしていませんでした。学生の頃はしょっちゅう世界地図を広げては「さぁ、どこに行こう」とあれこれ考え耽っていたのですが、今回の旅ではそんな楽しさを久しぶりに思い出したような気がします。 そして今回なによりもうれしかったのが、旅の仲間たちが大満足のうち帰国してくれたこと。参加してくれたのはitoaki母と叔父一家、itoaki母の友人、と、日頃お世話になることが多い、私の大切な人ばかりでした。普段は日本~アメリカと離れて暮らし、なかなか恩返しすることも出来ずにいるので、こんな形で少しでも楽しんでもらえたのであれば、多少の苦労なんか吹き飛びます。早速日本のitoaki母たちからは「次はどこにする~?私たちはいつでも行けるよ~」という声がチラホラと聞こえ始め…(苦笑)。①ナイアガラの滝とNY観光、②マイアミ発カリブ海クルーズ、③アラスカ・オーロラ紀行、④メキシコ横断旅行、などが現在既に候補に上がっています(はぁ、がんばってお金貯めないと・苦笑)。 最後に、この旅行記をご覧いただいて、「私もグランド・サークルへ行こう!」と思われた方がひょっとするといらっしゃるかもしれません。ガイドブックを読めば大抵の情報は得られますが、itoaki からも旅のヒントをいくつか。 ①トレイル選びは慎重に。 せっかくの大自然、車や展望ポイントから眺めるだけではなく、実際に自分の足で歩いて景色を堪能してください。どの国立公園にも難易度の異なる様々なトレイルが用意されていますが、注意図すべきなのがトレイル選び。距離は短くても勾配がきつかったり、日差しが強かったりすると予想以上に体力を消耗し、その後の旅程に影響がでることも。自分の体力レベルよりちょっと簡単そうなトレイルを選んでちょうどよいと思います。さらに、しんどくなったら途中で引き返す勇気を持つ、水は大目に用意するなどの注意事項もお忘れなく。 ②ガソリンスタンドは結構見つかる。けど・・・ 『地球の歩き方』などを見ると、よく「ここからしばらくガソリンスタンドがないから給油に注意!」と書かれていますが、ガソリンスタンドそのものはどこでも割りとすぐ見つかりました。けど、ボッタクリのような値段な所も多いので注意が必要です。レンタカーを借りる場合、事前に燃費やタンクの大きさを知らべておいて、その日の走行予定距離と照らし合わせて、給油のタイミングを計るのが経済的にもオトクだと思います。 ③クーラーボックスは必需品。 長距離ドライブですので、ぜひクーラーボックスを用意してください。日差しが照りつけて車内の気温が急激に上がることがあるので、冷たい飲み物ばかりではなく、おやつ代わりの果物や食べかけのチョコレート、お昼のおにぎりやら漬物など、なんでも入れておけて重宝しました。私はミネアポリスからソフトタイプのクーラーボックスを持っていったのですが、高価なものではないですし、面倒なら現地調達してもいいと思います。 ④レンタカーを借りるなら一回り大きいものを。 一日に4,5時間走るので、車内環境が疲労度を大きく左右します。荷物の積み下ろしが楽に出来て、車内にクーラーボックスや地図、ガイドブック、お昼寝用クッション(あると快適ですよ!)などをおいても狭く感じないくらいの車を選ぶと良いと思います。アメリカのレンタカーは、カウンターで大抵グレードをすすめてくるので、小さめの車を予約しておいて、当日それより一ランク大きな車を見せてもらうこともできます。 ⑤『地球の歩き方』より『Frommer's Arizona/ Utah』 『地球の歩き方 アメリカの国立公園』、わざわざ通販で買って日本から送ってもらったんですけど、あんまり役にたちませんでした。全編カラーで写真がたくさんついていてパラパラめくる分には楽しいのですが、詳細な点は全然カバーされていません。私が色々とみた中では『Fommer's』が一番、必要な情報(レストランからその土地の地質学的考察まで)を網羅してくれていましたし、旅行前の小ネタ仕込みの読み物としても楽しめました。これに別途地図を調達しておけば十分だと思います。 …などなど、思いつくままにざっとあげてみました。お役に立つとうれしいです。 それでは旅行記は今日でおしまいです。長々お付き合いいただきまして、ありがとうございました。明日からは通常営業の「ミネアポリスつれづれ日記」をお届けしたいと思います。 本日の一枚: ![]() ラスベガスではWalgreensも、負けじとネオン・サイン。 2007年4月29日(日)
今日も引き続けきグランドサークルの旅行記、第5日目(4月21日分)にお付き合いください(地図↓はクリックすると拡大します)。 ![]() 旅の計画を立てる中で、悩ましいながらも楽しいのが宿泊先選びだと思います。例えばラスベガスでの宿泊先には自分が前から泊まってみたかったホテルを即予約。6泊するうちの最終日が決まっただけなのに、「あぁ~早く出発日にならないかな~」とウキウキしてしまいました(笑)。一方、最後まであれこれこだわって決めたのが4日目、5日目と連泊したWilliams での宿泊先でした。今回はここでvacation rentalを借りることができました。 vacation rental とは…上手い訳語が見当たらないのですが、短期滞在用賃貸物件とでもいいましょうか。1 bedroom のコンドから、今回私たちが宿泊したような4 bedroomの別荘まで大きさは様々。所有者も個人だったり企業だったり。レンタル専門の物件もあれば、普段は持ち主の方が住んでいる物件もあり…と、条件は一件一件異なります。でもどこもfull-furnished なので、自宅感覚で滞在できるのが人気のヒミツです。通常最短滞在日数が決っているので(稀に1日でもOKなところもアリ)、滞在期間が合えばホテルよりおトクなことが多いです。なによりキッチンには調理器具や食器も揃っているのが、自炊派にはうれしいところ。今回の旅の仲間たちからは、出発前から「毎日外食には耐えられない!」というご意見を頂戴していたので、2日間だけでも自炊ができたvacation rental は大好評でした(ちなみに私、このためにミネアポリスから米4升を担いで行きました・苦笑)。ちなみにいつも私が使うのは、 http://vrbo.com/ 世界中で探せます。 さて、旅行第5日目の朝、最初に向かったのはWilliams にあるGrand Canyon Railway の駅。グランド・キャニオン訪問の二日目のこの日、私と友人JVC を除く7人の旅の仲間たちは鉄道でグランドキャニオンを目指します。Grand Canyon Railway はPacific Union がグランドキャニオンまで接続していた時代(1920~30年代)を復刻した観光鉄道で、片道2時間15分をかけてWilliams とグランドキャニオンを結びます。…すみません、写真があれば良いのですが、自分が乗っていないので写真がないのです…。駅舎の写真だけでも撮っておけば良かった(悲)。 旅の仲間たちの報告によれば、出発前にはホームで西部劇があり、車内ではカントリーミュージックの生演奏が、さらには帰り道でちょっとした「事件」が起こったりと、催し物が盛りだくさんで大人も子供も楽しいらしいです。車掌さんや客車のアテンダントさんはみんな西部開拓時代の服装で、写真大歓迎!とってもフレンドリーだったそうです。ファーストクラスで、行きはコンチネンタル・ブレックファーストが、帰りはスナックとシャンパンが付いて大人往復130ドル、子供95ドル。結構人気のある鉄道なので、興味のある方はお早目の予約をどうぞ。 さて、旅の仲間たちとWilliams の駅でお別れした後、私と友人JVC はグランドキャニオンへ向かいました。昨日は車で展望ポイントを回っただけだったので、今日は念願のハイキングへ出発です。この旅の参加者は平均年齢が「若干」高めなために(苦笑)、ハイキング好きのワタクシとしては不完全燃焼に終わることもあったのですが、今日はアウトドア派の友人JVC と二人で思う存分歩けます!私たちが選んだのはYaki Point から出発するSouht Kaibab Trail。写真↓はtrail head 付近からの眺めです。 ![]() ここを出発して、峡谷の奥へ奥へと下っていきます。トレイルは谷底まで続き、途中いつくかのポイントがあります。体力や時間と相談してどこまで行くのか(下るのか)を決めなくてはならないのですが、ここで問題なのが勾配。かなりキツイのです。 ![]() こんな風に行きは延々下り、帰りは延々登りが続きます。行きは膝がガクガク、帰りは心臓がバクバクです。私はアメリカに来てから5キロ太ったので、5キロ分のおもりを背負って(ぶら下げて?)歩いていたようなものなので、特に勾配がキツく思えたのかもしれません(途中なんども「マジで痩せなあかん!」と思いました・涙)。それでもスイッチバックして景色が突然開けた瞬間は疲れも吹き飛びます。 ![]() …でも、そんな感動も所詮一時しのぎでしかなく(苦笑)、Panorama Point(trail head から片道8.4キロ)まで行く当初予定はあっさりと断念(日帰りでここまで来るには早朝出発の上に、かなりの体力がなければムリです)。trail head から片道4.8キロ地点のSkelton Pointで、引き返すことにしました。写真↓はSKelton Point からの眺めです。 ![]() ほんのちょっぴり小さくコロラド川が見えます。ここからはグランドキャニオンの谷底やファントムランチも遥か遠くながらも肉眼で確認できまするので、「もういっか」という満足感に浸れます(笑)。でもここでやっと谷底まで3分の1の距離なんですよね~。谷底まで歩いて往復する方、ホント尊敬しちゃいます。 上の展望ポイントから見た時は、一枚の巨大な屏風のように見えたグランドキャニオンも、底へ底へと向かっていくたびに、細やかな岩のフォーメーションやそこに息づく多様な植物の姿を見ることができます。それを一つ一つかみしめるように眺めながら、とにかく歩く歩く…。 ![]() 帰り道の最後にはこんな↓スイッチバックが待ってますが(中腹を人が上っているのが分かりますか?)、休み休み登りつづけます。辛くても誰も助けてくれません。 ![]() 頭の中では「歩こう、歩こう、私は元気~歩くの大好き~♪」の歌が鳴り響いてました(笑)。そして、息をゼーゼー切らせながら、再び出発地点へ帰り着いた時は満足感で一杯でした。しんどかったけど、行ってよかった。途中Ceader Point で45分ほど昼食がてらの休憩を取ったのを含めて、Skelton Point まで片道2時間45分、帰り道2時間15分、往復5時間のハイキングでした。 ハイキングの後は再びWilliams まで戻り、旅の仲間たちを駅までお迎えに。それぞれの冒険談を報告しながら5日目の夜は過ぎて行ったったのでありました。 本日の走行距離: Williams(地図H地点) ⇔ Grand Canyon, South Entrance(G地点) 110マイル(176キロ) 本日の一枚: ![]() 谷底から上がってきた馬の一行。汗だくで働く馬たちに頭が下がります。 2007年4月27日(土)
グランドサークルの旅行記もそろそろ佳境を迎える第4日目(4月20日分)です。 (下↓の地図はクリックすると拡大されます) ![]() 今回の旅行中、たびたび頭を悩ましたのが時差。州境を渡るたびに変わるので、混乱してしまいました。出発地のネバダ州ラスベガス(地図I地点)はPasific Standard Time(PST)。でもそのお隣ユタ州はMountain Standard Time(MST) に位置しているので、一日目の宿泊先のSt. George(B地点) に到着すると、ここで+1時間。Zion やBryce Canyon は同じくユタ州なので変更はないのですが、問題はここから。次の訪問地であるアリゾナ州(Page・地図E)はユタ州と同じくMSTに位置しているのに、なぜかSaving Time を採用していないため、夏時間の間だけユタ州から来た場合-1時間しなくてはなりません(つまり、アリゾナ州は夏時間の間はPSTと同時刻)。 さらに厄介なことに、今日これからご紹介するモニュメント・バレーなどがあるナバホ族居留地(地図F)はその大半がアリゾナ州内に広がっている一方で、Saving Time を採用しています。なのでアリゾナ州内でもナバホ族居留地に入った途端、またまた+1時間。もっと言うと、このナバホ族居留地に周囲をぐるっと取り囲まれているホピ族居留地は他のアリゾナ州と同様にSaving Timeを採用しているので、ここに入ればまたまたまた-1時間、でもここを抜けるとまた+1時間…はっきり言って、考えるだけムダでした(笑)。店先などに時計があったら必ず時刻の確認、時計が見つからない場合は直前に買い物したレシートの時刻表示なんかもチェックしてました。 さて、旅の4日目はこのナバホ族居留地(居留地ではなくこれを独立国家と見なしNavajo Nationと呼ぶこともあり)からスタートです。宿泊したKayentaのホテルからMonument Vallye Tribal Park(National Parkではないのです)まではAZ-160を北上すること25マイル(40キロ)、30分ほどの距離です。公園に着くはるか手前から、誰でもテレビや映画などで一度は見たことのある風景が延々と広がります。 ![]() 今日で旅の折り返し地点を過ぎたこともあり、何となく「こんなに遠くまできたんだなぁ」としばし感傷にふけります。ホント、自分の目でこの風景を見る日が来るなんて思ってなかったもんなぁ。 モニュメント・バレーではジープを貸し切って、ガイド付き3時間半のツアーを組んでもらいました。園内の一部(Valley Drive)は一般車両で見学することも可能ですが、私たちはMistery Valley と呼ばれるガイドさんなしでは立ち入れない所まで行ってみたかったのです。車は道なき道を進んでいきます…。 ![]() ジープはなにせ吹きさらしなので、初めはものすご~く寒かったです。でも不思議と谷を下っていくうちに徐々に気温が上がっていったのです。さらに眼前に広がる景色に見とれているうちに、寒さなんて忘れてしまいます。 ![]() Butte もしくはMesa と呼ばれる独特な岩は、それぞれ一つ一つに愛称が付けられています。例えば下の写真↓右はRight Mitten、その横に小さく見えるイスのような形のはKing of his Throne、さらにそのもう少し隣りのぴょこんと突き出たのはBig Indian…と、見える見えないかはその人次第ですが、想像力逞しくした方が旅は一層楽しくなります(笑)。 Valley Drive を抜けると遂にMistery Valleyへ進入。ここには古代先住民の遺跡や壁画が残っていて、また植物も比較的多く茂っているので風景がガラリと変わってみえます。広大な域内をガイドさんとともにあちこち観て回ったのですが、その中でも旅の仲間たち満場一致(?)で特に印象に残ったのがこれ↓、'Sun's Eye' です。 ![]() この地域に住んでいた古代先住民族は太陽を信仰の対象としていたそうです。この巨岩にぽっかり開いた穴から太陽が覗く時、それは特別な意味を持ったことでしょう。さらにさらに、この写真を見ると…なんだかホントに人間の目にみえませんか?上睫毛も下睫毛もマスカラばっちりで、しかもパンダ目というか…あ、こんなこと言うとバチがあたるかも! 一般車両で立ち入れるValley Drive だけでも全長17マイル(約27キロ)もあって、それだけで見ごたえ十分ですが、でもせっかくモニュメント・バレーまで来たからには、ツアーに参加してMistery Valley にも行ってみると良いと思います。古代先住民の暮らしや文化の足跡をめぐると、何だか不思議なパワーで体が満たされるような気がします。長旅の疲れもこれで解消! さて、モニュメントバレーを後にして、午後向かったのは今回の旅のハイライトとも言えるグランド・キャニオン(地図G地点)。その雄姿がいよいよお目見えです。モニュメントバレーからグランド・キャニオン、サウス・リムまで約200マイル(320キロ)、4時間の距離です。今回はモニュメント・バレーからAZ-160→AZ-89を南下し、Cameron という町からAZ-64に入り、まずはグランド・キャニオンのEast Gateから園内に入場しました。East Gate から公園の中心地まではDesert View と呼ばれるドライブ・ウェイが続いていて、要所要所に眺めの良い展望ポイントと駐車場が設置されています。 ![]() まずはWatch Tower 横の展望台からグランドキャニオンと初対面(写真↑)。今回の旅の途中でであったどの景色よりも壮大なその姿にただただ息をのむばかり。この景色を写真に収めたい、記録したいと思う一方、でも写真を撮るという行為がなんだか馬鹿らしく思えてきてしまいます。だって、デッかすぎて写真に納まらないんだもん(私の技術の問題か?笑)。それにあの感動はきっとどんなメディアでも再生も複製もできないと思う。…というわけで、この後もいつくか展望ポイントを回ったのですが、この日は写真を撮るのを完全に放棄して、ひたすら景色に浸ってました。日本では嫌われ者のカラスでさえ、グランドキャニオン上空を悠々飛ぶ姿はなんとも言えず優雅に思えました。 この日は金曜日の夕方ということもあって、徐々に園内は混雑してきて駐車場を探すのも難しくなってきました。その上天気も徐々に崩れだし…結局当初予定していた「グランド・キャニオン夕日鑑賞」は取りやめて、この後早々と本日の宿泊地Williams(地図上H地点)へと向かいました。 今日の走行距離:モニュメントバレー→グランド・キャニオン、サウス・リム→Williams 280マイル(448キロ) 本日の一枚:Mistery Valley に残っている古代壁画(見えにくいかも)。 ![]() ガイドさんが「大きいのはこの地方特有のヤギ」と言ったので、「小さいのは?」と聞いたら、一言'Baby.' だって(笑)。 2007年4月27日(金)
ども、今日もグランドサークルの旅行記です。第3日目(4月19日分)をお届けします。 (地図↓はクリックすると拡大します) ![]() 今回の旅行計画が持ち上がったのが、3月頭。日本から大勢の人を迎えるので、私はそれからかなりの時間と労力を費やして綿密な旅行計画を立てていました。けど、計画は所詮計画。実際旅に出てみると、予想外のハプニングが起こるものです。まぁ多少のハプニングは旅の想い出と笑ってやり過ごせますが、今回泣かされたのが、寒さ。旅行中、ずーっと寒かったのです!出発10日前くらいから各地の天気と気温を毎日チェックしていたのですが、その時は概ねどこも連日摂氏30度近い暑さ、一番寒いBryce Canyon でも最高気温が20度くらいありました。なので、私はつい同じような天候を期待して、半袖やら薄手の長袖ばかりを荷物に詰め込んで、暖かい服装と言えば厚手のトレーナー一枚のみでした。 が、半袖で過ごせたのは初日のLas Vegasのみ。後は毎日寒いのなんの…快晴なのに全然気温が上がらないのです(涙)。加えてどこへ行っても強風!骨身に沁みます。天気図を見ると私たちの行く先々で低気圧が停滞…毎日アラスカのフェアバンクスより気温が低かったです。雪も2回降りました。そんなわけで、旅行中はとにかく一番暖かい服装を着たきりスズメ。どの写真を見てもいつも同じ服装で写っているので、まるで日帰り旅行の記念写真のようです(笑)。 さて、そんなこんなで3日目の朝。ブライス・キャニオンに登る朝日を見るために、私たちは早朝6時にホテルを出発。この時気温は-10度(冷)。とりあえず手持ちで最も暖かい格好をと、半袖Tシャツに長袖Tシャツを2枚重ね着した上にこの旅の一張羅となったトレーナー、さらにマフラー代わりにとバスタオルを首に巻いてみたものの、そんな小手先でどうにかなる寒さではなく…(鼻水)。旅の仲間たちもあまりの寒さに無口になりながら、それでも朝日が上がるのをSunrise Pointで待ちます。でも時刻はまだ6時10分、辺りが徐々に明るくなってきたとはいえ日の出時間はまだまだ先です。私はじっと立っていることに生命の危機を覚え、崖下へと続くQueen's Garden Trailを歩き始めました。動いて体を温める作戦です(笑)。 ![]() トレイルコースは奇岩の間を縫うように進んでいきます。上から眺めているのとは全く違った景色で、どこかの惑星を歩いている気分が味わえます。ブライス・キャニオンにいらした方は少しでもいいので、トレイルコースに挑戦してみてください。私は1時間半ほど歩いてみました。 と、私が一人防寒対策ハイキングに出かけていると、ようやくお待ちかねの朝日が昇ってきました。朝日に照らされたブライス・キャニオン、Sunrise Pointからの眺めです。 ![]() ブライス・キャニオンは標高が高いので、いわゆる「ご来光」というようなデッカイ朝日は望めません(地平線から昇る朝日は見事ですよね)。でもその代わり、朝日に照らされてHoodooが輝いて見えます。 朝日を見た後は、ホテルに戻り出発準備。もちろん…お母さんたちは今日も部屋にあった電子レンジを活用して、昼食用のおにぎりを作ってました(笑)。日本から手分けして持ってきた「サトウのごはん」もこれで全て使い果たしたようで、「スーツケースが軽くなった!」と喜んでいました。 おにぎりを持って向かったのがアリゾナ州Page(地図E地点)という町。ブライス・キャニオンからは100マイル(160キロ)ちょっと、2時間半のドライブです。ここには巨大な人造湖Lake Powellを中心としたGlen Canyon National Recreation Area が広がっていて、夏ともなればマリーン・レジャーを楽しむ観光客で賑わうリゾート地です。でも、私たちの目的はそんなリゾートではなく、この町にあるAntelop Canyon。Glen Canyon の支流が作った狭く小さい峡谷です。下↓の写真はAntelop Canyonの入り口です。 ![]() 一見するとなんてことない洞窟のようなのですが、中に入るとその岩壁にはなんとも幻想的な模様が。 ![]() この岩はNavajo Sand Stone と呼ばれる岩だそうで、水を含みやすくかつ濡れた状態だと脆く、簡単に削られてしまうのだとか。この渦巻き状の模様は峡谷を通る風と、ここをたびたび襲う雨による鉄砲水によって長い年月をかけて形成されたそうです。 ![]() ところどころ天井部分から内部に日が差します。この光と影の生み出すコントラストがまた見事です。正午前後しか日が差さないので(私たちは午後1時半に現地に到着しましたが、それでもあっという間に暗くなりました)、ここを訪れる際はぜひ時間厳守でどうぞ。 このアンテロープ・キャニオンが発見されたのは1924年、偶然ここに迷い込んだナバホ族の少女が見つけたのだとか。まぁ、周囲はホントになぁんにもない砂漠地帯のうえ、当時はここにたくさんのアンテロープが生息していたらしいので、アンテロープが守っていてくれていたのかもしれません。おかげで自然のままの姿で私たちを迎えてくれています。 アンテロープ・キャニオンを訪れた後は再びひたすらドライブ。本日の宿泊地同じくアリゾナ州Kayenta(地図F地点)へは3時間ちょっとの距離です。この頃になると長距離ドライブにもすっかり慣れてきて、3時間や4時間くらいのドライブが苦にならなくなってきました。周囲の景色が刻々と変わるので、飽きることがなかったのも大きな要因です。真っ直ぐと続くハイウェイをひた走りながら、「あ、私、アメリカ人化してる」と思ってしまいました(笑)。 これで旅の第3日目は終了です。 今日の走行距離:ブライスキャニオン(D地点)→アリゾナ州Page(E地点)→アリゾナ州Kayenta(地図F地点) 250マイル(400キロ) 本日の一枚:itoaki母の靴底。 ![]() どんなとこでも滑りません。
2007年4月26日(木)
昨日に引き続き、グランドサークルの旅行記二日目(4月18日分)です。 ![]() (地図↑はクリックすると拡大します) 今回の旅行で私の心を一番強く打ったのは、ブライスキャニオンで見た朝日でも、モニュメントバレーで触れたナホバ族の信仰心でも、ましてやグランドキャニオンのあの壮大な眺めでもなく、「お母さん」たちのたくましさと暖かさ、そして優しさでした。旅の仲間たち9名のうち、itoaki母を含めて50代、60代のお母さんたちが計5名いたのですが(そのうち3名は既におばあちゃん)、そのお母さんたちがみんな私のためにとスーツケース一杯に日本食を詰めて持ってきてくれたのです(涙)。海苔やら塩こぶやら日本茶(3種)やらかつおぶしやらふりかけやらごはんですよやらピエトロのドレッシング(3種)やら…そのほか盛りだくさんで、もうあと半年は日本食に困らないと思います。さらに食料品以外にも細かな日用品まで「旅のお世話をしてくれたお礼だから」と、とにかくあれこれ持ってきてくれて、ホントうれしかったです(ミネアポリスに持って帰るのが大変でしたが・笑)。でも、お母さんたちの逞しさはこれだけで止まりませんでした…。 二日目の朝、私は「チーン」という耳慣れた音で目を覚ましました。早朝出発するのでしっかり目覚ましをかけておいたのですが、目覚ましが鳴る前にこの「チーン」の音で目が覚めたのです。この音の正体、電子レンジでした。この日泊まったホテルの部屋には小さなシンクや冷蔵庫、電子レンジなどがあったのですが、お母さんたちはここで日本から用意してきた食材で昼食用のおにぎりを作っていたのです。連続する「チーン」の音は、レトルトのご飯15パックを温めていました…(おにぎり18個分)。「サトウのごはん」って結構かさ張るし、重いですよね~。もちろん、のり、塩、具となる瓶詰めの鮭ふれーく、塩こぶ、itoaki母お手製卵味噌なども完備。これに前日スーパーで買ったフルーツと、これも日本から持参した手作りきゅうりの粕漬けで昼食の用意は準備万端、というわけです。狭い室内の一角で5人のお母さんたちがテキパキと18個のおにぎりを作り上げる姿、圧巻でした。 さて、旅の二日目となるこの日、朝一番でSt. Geroge(地図B地点)からザイオン国立公園に向かいました(地図C地点)。I-15→UT-9と走り50分ほどの距離です。ザイオンは巨大な岩山と緑豊かな木々、そしてヴァージン川の流れが美しい公園です。4月~10月まで園内の渋滞解消と環境ほどのために一般車両の乗り入れが禁止されているので、駐車場に車を停めた後は園内を循環するシャトルバスに乗ります。バス停ごとにドライバーさんが解説してくれるので、興味のあるところで降りて見学する仕組みです。 ![]() 真ん中に見えるのが↑Great White Throneと呼ばれる世界最大級の一枚岩です。冠雪している山に見えます。近くに寄ると大きすぎて写真に納まらないくらいです。旧約聖書の「シオンの丘」から名づけられたザイオンの中でも王者と呼ばれるのに相応しい大きさ、圧倒されます。 バスで一巡したら、あとはハイキングへ出発。今回の旅の仲間たちは年齢層も体力もバラバラなので、初級~中級のMiddle Emerald Poorというトレイルコースを選びました。 ![]() 最初は急な登りが延々と続くので少々キツイですが、ある程度登ってしまえばあとはラクチン。標高も高くなるので、眺めが良いです。植物好きの方なら、主に高山植物を中心とした植生を観察するのも楽しいでしょう。私が行った時はちょうど芝桜が満開でした。ぶらぶら歩いても往復1時間半ほど、時間のない方でもぜひ挑戦してみてください。 次に本日二つ目の訪問地ブライスキャニオン国立公園(D地点)へ移動。ザイオン→ブライスキャニオンはUT-9→UT-89を走ると1時間半ほどの距離なのですが、公園内にある「ブライスキャニオンはこっち」の標識をナビである私が鵜呑みにしてしまい、うっかりUT-14へ入ってしまいました。このUT-14は山岳道路のため距離も時間も倍かかります。けど、途中の景色は最高でした。 ![]() 時間に余裕のある方、ドライビング・テクニックに自信のある方は、UT-14をおススメします。…ってこんなくねくね道で15人乗りバンを運転させてすまなかったよ、JVC。 ブライスキャニオンはHoodooと呼ばれる赤い奇岩が立ち並ぶ公園です。1870~80年代にモルモン教徒のブライス夫妻がここで牛を飼っていたことから、その名が付けられたそうです。実は今回の旅で、私が一番楽しみにしていたのがここブライスキャニオンでした。 ![]() 写真は展望ポイントのひとつInspiration Point からの眺めです。とにかく何と形容していいのか、言葉を失う風景です。ただ一つ言えることは、「こんな所で牛を飼うのはやめておいたほうがいい」ということでしょうか(笑)。ブライスキャニオンは園内を車で回ることができるので、次々と展望ポイントを見学していきます。 ![]() Rainbow Point からの眺めです。Sunset Point、Inspiration Point などの展望ポイントのほとんどが公園北側、つまり入り口側に集まっています。でもここRainbow Pointは公園入り口から15マイル(23キロ!)も走った南端の、標高2800メートルに位置しています。標高が高くなるほど緑が生い茂り、まだ形成途中のHoodooを見ることができます。 と、ここまで来て…朝はあんなにテキパキしていたお母さんたちがかなりのお疲れモードに(苦笑)。本当はこの日短いトレイルに挑戦する予定でしたが、早々ホテルへチェックインしました。 旅の2日目の走行距離:St. George(地図B地点)→Zion N.P. (C地点)→Bryce Canyon N.P.(D地点) 約180マイル(288キロ) 本日の一枚:アリゾナの砂漠地帯に佇むおっぱい。 ![]() …品がなくて、スミマセン。 2007年4月25日(水)
今日からグランドサークル旅行記をご紹介したいと思います。 まずは位置関係からご説明を(下の地図↓はクリックすると拡大されます)。 ![]() 今回私たちの旅の出発点となったのがネバダ州ラスベガス(地図I地点)。ここから車でZion National Park(C地点)、Bryce Cannyon N.P.(D地点)、Lake Powell と Antelop Canyon(E地点)、Monument Valley(F地点)、そしてGrand Canyon N. P.(G地点)を巡り、ぐるっと一周して再びラスベガスまで1週間かけて戻ってきました。 Grand Circleと言うと正確には、今回私たちが訪れたユタ州、アリゾナ州だけではなく、さらにそのお隣ニューメキシコ州とコロラド州にまでまたがる国立公園密集地(?)を指します。なのでその一部分だけを回った私たちの旅も、形容矛盾ではありますが「ぷち・グランドサークルの旅」と言うべきものかもしれません。でも全体から見れば部分的な「ぷち」でも、全走行距離1381マイル、2200キロの立派な長旅です。なので、ここは胸を張って堂々と!「ぷち」は除いて「グランドサークルの旅」と自称させていただきます(笑)。 旅の参加者は計画当初と若干変わりまして、まずはワタクシitoaki。日本からはitoaki母とその友人3名、そしてitoakiの叔父・叔母・従弟(10歳)の計7名。さらにもう一人、ミネアポリスから貴重なドライバー要員として急遽参加を決断してくれたアメリカ人の友人JVCを加え、合計9名の旅仲間が揃いました。この友人JVC、実はレンタカー絡みのトラブルから私たちを救ってくれたのです。昨日の日記では最終日にレンタカーの返却に手間取り、飛行機に乗り遅れた事件をお話させていただきましたが、実はレンタカーに関するトラブルは出発前にもあったのです…(涙)。でも、それを話すと長くなるので、ここでは省略。 そのトラブルのおかげで1ヶ月も前から予約していた中型セダン1台とミニバン1台は出発直前にキャンセルとなり、その代わりに私たちの旅の相棒となったのがなんと15人乗りの巨大バン。全長はマイクロバス並み、さらに乗り降りの歳地面に足がつかないほど車高が高い、か~なりのオオモノです(私たちが借りたのは下↓の写真の車種のシルバーでした)。 ![]() こんなんでも普通免許で運転できるんですよ~。ただ残念なことに保険の関係で、わざわざ国際免許を取得してきた母と叔父は運転することができなくなり、ほぼ全行程を友人JVCが運転することになってしまいました。もう一人の運転手である私はと言うと…ナビと称して助手席を陣取っていました(笑)。 そんなこんなで、旅の第一日目(2007年4月17日)は先に到着した私と友人JCVが、ロサンゼルス経由でやって来たitoaki母たちをラスベガス空港でお出迎え。母たちの乗り継いだ国内線が1時間以上も遅れたことと、やはり国際線ですっかり疲れてしまったようで、この日はラスベガス観光などはせず、まっすぐに第一日目の宿泊地ユタ州St. George(地図B地点)へと向かいました。St. Georgeの印象はというと…モーテルとガソリンスタンドだらけの町でした。まぁ、ラスベガスから車で2時間ほどと母たちに負担にならない移動ですむことと、翌朝第一の訪問地であるZion National Parkにも45分と比較的に近いので選んだだけなので、何も期待はしていなかったのですが(笑)。到着したらスーパーでお買い物して、後は部屋でみんなでビールを飲んですぐ就寝。そんなこんなで第一日目が終了です。 走行距離:ネバダ州ラスベガス(I地点)~ユタ州St. George(B地点) 150マイル(240キロ) 本日の一枚 ![]() アリゾナの砂漠地帯にたたずむ猫発見。 2007年4月24日(火)
みなさま、お久しぶりです。グランドサークルの旅から、無事に帰ってきました。 私の留守中、ミネソタ大学で爆弾設置・爆破予告という物騒な騒ぎがあったたようで…ミネソタ大学関係者のみなさま、ご無事でなによりでした(ヴァージニアの事件の直後だったので、不安も一層大きかったと想像します)。 さて、当初の予定では昨日の午後ミネアポリスへ戻ってきて、早速こちらのブログを更新するつもりでいました(昨日、ブログ再開を期待して遊びに来てくれていた方、ごめんなさい)。が、実は旅の最後の最後になって、予約していたラスベガス→ミネアポリスの便に乗り遅れるという大ボケをやらかしてしまいました(あぁ、飛行機に乗り遅れたのこれで何度目だろう・涙)。理由はレンタカーです。 昨日は日本に帰国する母たちがまず午前8時にラスベガス→ロサンゼルス便に、私がその後9時15分発ミネアポリス行きの便に搭乗予定でした。ラスベガス空港はシャトルバスで10分ほど離れた空港の外に、レンタカー専用の建物があります。なので、ホテルを出た後先に母たちを空港・出発ロビーで降ろした後、私が一人でレンタカーの返却へ向かったのですが…まずは出発ロビー前の道路が大渋滞。三重駐車は当たり前のうえに客待ちタクシーもいるので、一向に車が前に進みません。そのうえ空港内の道路が非常に入り組んでいて、気がつくと空港内をぐるりと1周していました(恥)。結局シャトルバスだと10分の返却場所まで40分かかってしまいます。でもこの時点ではまだ時間に余裕があったので、近くのガソリンスタンドに立寄って最後の給油。さらにここで掃除機を借りて、車内をざっと清掃したりしてしまいました。…後で思えば、この時掃除機をかけていなければ、飛行機に間に合ったていたと思う。 レンタカーの返却場所に着くと、そこは返却の車で大混雑。いや、正確に言うと、係りの人がとてものんび~りとおシゴトをされているので、次々と順番待ちの列が長くなっていくのです。もちろん返却された車に異変がないか丹念にチェックするのは当然なのですが、もうちょっとテキパキできないもんでしょうか?せめて他の従業員が横を通るたびにおしゃべりするのをやめてくれたら…と思いつつ、アメリカでテキパキ働かない人にイライラしても疲れるだけなので、あきらめの境地に達して順番を待ちます。が、問題はここから。やっと私の順番になると、係りの人が「この車はここのものじゃない。ここでは返却できない」と言うのです。というのも、私たちが今回借りたのは他の営業所が所有する15人乗りの巨大バン。いつもはラスベガスの営業所にはない車なのですが、今回は特別に(というか元々はレンタカー会社の手配ミスなのですが)ラスベガスで手配していました。契約書を見せながらその旨を係りの人に言うと「確認してくる」とどこかへ行ったきり…30分放置されました(涙)。 この時点でミネアポリス行きの出発時刻まで1時間10分。頭の中で黄色信号が点滅します。やっと帰ってきた係りの人に「飛行機に乗り遅れる!」と訴えて、手続きをせかします(あんまり変わらなかったけど・涙)。慌てて空港行きのシャトルバスに乗り、空港内を猛ダッシュして予約していたSun Country(正確にはデルタ航空)のチェックイン・カウンターに着いたのが出発時刻の45分前。チェックインは45分前までの受付と聞いていたので、「あ~ギリギリ間に合った」と思ったのですが…係りの人から一言'too late' と言われました。搭乗ゲートまでライトレールで移動しなくてはならないうえ、セキュリティーが混雑しているとかで、チェックインを受け付けてもらえなかったのです(涙)。一応「搭乗ゲートまで走るから!」と訴えてみたのですが、「あなたは走れても、荷物の搬入が間に合わない」と言われ、断念しました。 ミネソタ・ローカルのSun Countryが一日にそう何便もラスベガス→ミネアポリス便をとばしているはずはなく、9時15分発の次便は18時55分発。時差もあるので、ミネアポリスに到着したのは日付も変わる23時55分でした。あの時車内の砂や埃が気になって掃除機をかけたりしなければ、あと10分早くチェックインできたはず、そうすれば空港で9時間半も待つハメにはならなかったのに…自分の人よりちょっぴり几帳面な性格がイヤになってしまいました。
2007年4月17日(火)
今日、旅に出ます。 この日記で以前からお話していたGrand Circleの旅です。 フライトやホテルを予約したり、レンタカーを手配したり、走るルートをチェックしたり、各国立公園の情報を集めたりと、ここ1ヶ月準備に準備を重ねてきましたが、とうとう今日出発です。根が完璧主義者な性格のうえに、今回は総勢9名という今まで経験したことがない大所帯なので、今回の旅は自分でも関心するほどものすご~く綿密かつ緻密な計画を立てました。んもう緻密過ぎて、果たして実行できるのかかえって不安になるほど計算し尽くした計画です。でも一緒に旅をするのは母とその友人たち。あの世代の女性たちパワーにはかないっこないので、きっと私の計画通りになんて進まないだろうな(苦笑)。 まずこれからラスベガス行きの便に乗り、ラスベガスの空港で日本からやってくる母たちと落ち合う予定です。でもとっても不安なことがひとつ。それは母たちの誰もが英語が得意ではないのに、ロサンゼルス空港でラスベガス行きの便に乗り換えしなくてはならないのです。しかも利用航空会社は日系ではなくアメリカン航空…。慣れない空港で国際線→国内線の乗り換えって、いくら旅慣れた人でも戸惑ったりしますよね。私が初めて一人きりでアメリカ国内で国際線から国内線に乗り換えを経験したのは、かれこれ10年前のデトロイト空港。当時はまだ全然英語がイケてなく(笑)、空港内のトラムの乗り方さえも分からず、ひたすら右往左往したのを思い出します。乗り継ぎ時間が5時間くらいあったのに、それでも無事出発時刻までに国内線の搭乗ゲートまで辿りつけるのか、むやみやたらに焦ってました。 果たしてアメリカ大陸初上陸の母たちだけで無事に、LAXのような巨大空港で「入国審査→Baggage Claim→税関→国内線チェックイン→セキュリティー・チェック→搭乗ゲートへ移動」という一連の作業をやりこなせるのか…ものすごく不安です。やっぱり、私がLAXまで出迎えてから、一緒にラスベガスまで移動するべきだったかも(涙)。でもミネアポリス~ロサンゼルスは飛行機で3時間ちょっと、母たちの到着をLAXで待とうと思うと、今度は私がロサンゼルスで前泊しなくちゃならないんですよね。もしこのブログをお読みの今日LAXを利用予定の方、もし8人組で迷子になっている日本人を見かけたら、それはitoakiの母たちでございます。どうぞ救いの手を差し伸べてやってください。 今日早速ラスベガスを離れ、Zion National Park、Bryce Canyon N.P.、Lake Powell、Monument Valley、Grand Canyon N.P. をめぐって、再びラスベガスへ戻ってくるのが22日、1泊したのち翌日23日にミネアポリスへと戻ってくる予定です。今回の旅にはパソを持って行かないので(車中に長く置いておくのがちょっと心配)、ブログの更新も23日まではお休みします。帰ったら順々と旅行記などをご紹介したいと思います。 それでは、行って参ります。 < 前のページ次のページ >
|
カテゴリ
このブログについて
Minneapolis編 Washington DC編 日本一時帰国編 旅行記 トルコ編 旅行記 ロンドン・リーズ編 旅行記 インド編 旅行記 Grand Circle編 旅行記 フロリダ・マイアミ編 最新のコメント
以前の記事
2009年 10月
2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 おすすめキーワード(PR)
ファン
|